月別アーカイブ: 2014年11月

田舎で狩猟のことなど-3

 

20日の19時頃に着いて掃除などしてその日はちょっと酒を飲んで寝るだけ。
21日は霜の降りる寒い朝でした。
霜のついた唐辛子辺り一面霜で白くなっていました。
今日は鹿を獲るためにワナを仕掛けるんだなあと思いながら枯れた草の中に生えている唐辛子や生姜を見ました。
いつもならこの囲われた小さな畑の事を一番に思うのですが今回は丁寧に出来ませんでした。
霜の降りた畑昨年は柚子がまったく出来なかったのに今年はよく成りました。
柿は今年も駄目でした。カメムシがついて実を全部落としたと聞きました。
その年その年、一様ではありません。
柚子帰りがけに村の人によく鹿を獲ってくれた。もっと獲って欲しいと言われました。
都会で動物愛護を語る人、人と動物の数のバランスが崩れて動物と共生しようにも出来ない村人。
自分の手で鹿を殺していろいろ考える帰省になりました。
_DSC8478椿がきれいに咲いていました。

 

田舎で初猟のことなど−2

二人で宴会をしていた夜の11時。
鹿がくくりわなに掛かりました。

くくりわなに掛かった鹿くくりわなは右前足に掛かるのが理想といいます。
ワイヤーロープが掛かった足は鬱血して食肉に適さなくなるからです。左前足だと心臓からそのストレスが全身に廻りやすくなり後ろ足だと大きなもも肉がダメージを受けるということです。
その理想的な右前足に掛かっていました。

ワナを仕掛けてから6時間後に捕らえたわけでこの短さはどれだけ鹿が用心していないかということになると思います。

さあここからが大変です。
二人は長靴を履き、レインコートを着てマダニに備えます。
掛かってしまったら殺すしかありません。
分かっていたことですが実行するには心を決めてかかるしかありません。残酷なことをしなければなりません。

鹿は私に殺されました。

滑車を用意した流しに引きずっていき二人で吊すのですがその重かったこと。

そして解体。
腹を割き内臓を出しました。
家庭用の包丁でしかも切れ味が悪かったので手際がさらに悪くなりました。
重たい内臓がずるっと落ちてきます。大きな灰色の袋がなんだか分かりませんでした。牝鹿だから子供が入っているのかと思いました。胃袋のようでした。
切れない包丁で解体を進めました。とろとろのコラーゲン状のものに肉が包まれていました。
首、前足、後ろ足と5つに分けました。背ロースと内ロースを取り出しました。
心臓と肝臓を取りました。

首を埋め、内臓を埋めました。
皮を何とかしたかったですが時間が無いので埋めることにしました。

とうとうやりました。
やってしまいました。

人の勝手で増えてしまって鹿にとっては何の罪もないのに一方的に害獣だ駆除だということになりました。
しかし、何とかしないと森林の崩壊に繋がるというかすでに崩壊してしまったところもあるくらいにその食欲は旺盛です。

自分がやってやろうという気持ちで狩猟免許を取りましたが、自分がやらなければならなかったのかという気持ちが今します。

でも自分がやらなかったらだれもしないだろうし、自分がやったことで他の人も出来るんだと思ってやるようになるかもしれませんとも思います。

いずれにしても一頭の鹿の命を取りました。

反省は、もっときれいに肉を取ってあげればよかったと後悔しています。
でも少ない日数のなかでのことで時間がなかったことでもあるし仕方ありません。
皮もなめして毛皮にしてあげれば良かったし、ちょっと残念に思えます。

鹿の背ロース背ロースです。
すぐに焼いて食べてみたら固かったです。
臭みはまったくありませんでした。
一週間ほど冷蔵庫に置いてからの方が柔らかくておいしく食べられるようです。

鹿の心臓心臓は旨かったです。塩胡椒をして弱火でゆっくり焼きました。

後は美味しく料理して食べてあげることが供養と思います。

先月飼っていた猫が死にました。深大寺で火葬してあげました。人の火葬となんら変わることがありませんでした。
この鹿は突然捕らえられて殺されて解体されて食べられました。
牛や豚や鳥は解体されてきれいな切り身になって店に並ぶために買われています。

人はなんと身勝手な生き物でしょう。

昨日、デパートで買い物をしていたら包丁を見ました。
この包丁があればもっときれいに肉を取ったあげられたのになあ、と思うのでした。もう2度とやりたくないと思っていたのに。

 

 

 

田舎で初猟のことなど−1

11月20日から24日の4泊五日で奈良の田舎に帰りました。
今回は昨年取った狩猟免許を生かすべく初猟の予定でした。
小さなほったらかし栽培の畑と狩猟ということでいつもより忙しく朝から酒を飲んでる時間もありませんでした。
狩猟登録のバッジぎりぎり間に合った狩猟登録のバッジ。
これはわな猟の登録バッジです。
狩猟する県それぞれで狩猟登録する必要があります。しないと合法的でありません。密猟になってしまいます。狩猟税と登録手数料でワナは10,000円です。第一種銃猟は18,300円です。第一種銃猟免許も持っていますが、たった一回の帰省で獲れるかどうかも分からないので登録はわな猟だけにしました。
くくりわなを仕掛けた後21日はもし鹿がワナに掛かったことを考えて朝から解体する場所を決めて片付けをしたりしました。外の流しには波板の屋根もあるのでそこに決めてぶら下げるために梁に滑車も付けました。
それからワナの設置です。段取りが悪かったり間違えたりで時間が掛かりました。ワイヤーを切ったりアルミ管を通してかしめたりするのも初めて。道具を使うのももちろん初めて。何もかもが初めてだらけです。
穴を掘ってパイプを埋めてバネとワイヤーを仕掛けて一度テストしました。棒でパイプを埋めたところを突くとバネが跳ね上がってワイヤーが棒の50センチくらい上を締めました。一瞬です。
そして、本番。
ワナの設置が上手いのか自分も分からなくなりそうなのでバネのあたりに枝を立てました。鹿がバネ自体を踏んで作動させない効果も考えました。
これで日が暮れてしまいました。

手伝ってくれる友人が来て酒盛り開始。
20時頃に仕掛けたところを見に行くと二つ仕掛けたワナの内の一つがはじいていました。誘引目的で置いた糠もきれいに食べられていました。これで今晩はもう来ないだろうと思いながらももう一度糠を残ったワナの周りに置きました。
そして酒盛り。
友人が持って来たAKBのビデオを見ながら、またその解説を聞きながら飲んでいました。今日は掛からなかったねえ、なんてちょっとほっとした気持ちで飲んでいました。この辺の気持ちの矛盾が分かってもらえるかどうか。
AKB48が華やかに歌って踊っているのを見ていると、外でガチャと音がします。ガチャガチャと音がします。
ワナのワイヤーの元を庭先にある木の根元にトタンを巻いて括っていました。
その音がします。
「かかった!」
23時でした。
外に出ると掛かっていました。
くくりわなに掛かった鹿
牝鹿でした。

まだ糸瓜棚を片付けていません

_DSC8317今日は片付けないとと思うのですが雨です。
これから止むようでしたらなんとかして片付けたいものです。
9月中旬に着果した糸瓜が7本。
いずれも小さくハンディサイズ。
これはこれで使い安いのでいいのですが背中を洗うにはやはり長いのが便利です。

天気予報では午後からの降水確率の方が高いです。
今日も駄目かもしれません。

昨日は猟友会の会合へ

猟友会のチョッキと帽子と手帳猟友会支部の会合に初出席しました。
新入りに配られるチョッキと帽子と手帳、それに狩猟する県から発行された狩猟登録証を受け取りました。
議題の進行が進み事業計画などが全員一致で承認されて閉会。
その後の懇親会に参加させて頂きみなさんの話に聞き入るのでした。

背中の刺繍 チョッキの背中の刺繍です。
格好良くないですか?

枯れた糸瓜棚

枯れた糸瓜棚この連休に片付けようとしていてできなかった糸瓜蔓の片付け。
実も大分軽くなっています。早く片付けて水に浸けてやらないと寒くなってなかなか腐らなくなります。

唐辛子唐辛子も赤い物はほとんど採りました。
大きくなった青いのがいくつかあるのとまだ実になりはじめた小さなものが残っています。花がまだ咲いているものもあります。寒くなってきたので唐辛子もそろそろ終わりでしょう。